
WOODLIFE(ウッドライフ) > ニュース > 日刊木材新聞に掲載されました
以下記事
サンコー(名古屋市、加藤秀司社長)とウッドライフ(愛知県常滑市、太田信之社長)は、知多半島地域でのWB工法やサッシなどの開口部資材を中心とした資材販売に関する業務提携を1日から開始した。
両社ともに 住宅資材の販売を行なっているが、補完関係を構築して双方の売り上げ増加を目指す。
契約書の調印などは行わず、期間なども定めない考えで、将来的には他の分野でも協力関係の進展を検討していく。
サンコーは東海地区で住宅資材の卸売・直売を行なっており、9つの営業拠点を持つ。知多半島では知多営業所で主にサッシの組み立てや配達を行う。ウッドライフは08年の創業以来、知多半島の工務店や大工に住宅資材を供給し、13社が参加する工務店ネットワーク「ウッドライフプラス」を組織して家づくりを支援している。
今回の提携によって、ウッドライフはWB工法を知多半島で営業ツールとして活用できるほか、手間がかかるサッシの組み立 てや配達をサンコー知多営業所と共同実施することで効率化を図る。
また、サンコーが持つ同地域での顧客についても、ウッドライフが順次引き継ぐかたちで営業活動を行なっていく。
16日に開催されたウッドライフプラスの秋祭りでは、サンコーがWB工法のブースを出展。既に同工法への新規加入工務店も同地域から出てきている。開口部資材についてもサンコーの知多営業所とサッシセンターのある名古屋西支店で具体的な対応を進めている。
加藤社長は「ウッドライフと自社の売上が増加するような、戦略的な補完関係を築きたい。また家屋の規模が大きく良質な機能を求められることの多い知多半島でWB工法の性能をPRし取引工務店の数を増やしたい」と話した。
太田社長は「知多半島地域の工務店発展のために両社で協力しながら展開していきたい。」と意気込みを語った。